ケネディー大統領:我々の子供たちや孫たちは、単なる統計ではない。


「歴史に残るスピーチ」サイトより
http://www.presidentialrhetoric.com/historicspeeches/kennedy/nucleartestban.html
動画(12分42秒より)
http://www.jfklibrary.org/Asset-Viewer/ZNOo49DpRUa-kMetjWmSyg.aspx

ジョン・F・ケネディー大統領
核実験禁止条約についての米国民へのラジオとテレビのスピーチ
ワシントンDC
1963年7月26日

骨に癌ができ、血液は白血病を患い、肺に毒が入ってしまった子供たちや孫たちの数は、自然由来の健康被害と比べると統計的に小さいと思えるかもしれない。
しかし、これは自然由来の健康被害ではない。さらに、統計的な問題でもない。
人間の命が1人分でさえも失われるということ、あるいは、赤ちゃんが1人でも奇形を持って生まれてくるということは、例えその赤ちゃんが、我々が皆死んでしまったずっと後に生まれて来るかもしれなくても、我々全員にとって重要なことであるべきだ。
我々の子供たちや孫たちは、我々が無関心を装ってもよいような、単なる統計ではない。


英語原文

JOHN F. KENNEDY
Radio and Television Address to the American People on the Nuclear Test Ban Treaty
Washington, D.C.
July 26, 1963

The number of children and grandchildren with cancer in their bones, with leukemia in their blood, or with poison in their lungs might seem statistically small to some, in comparison with natural health hazards. But this is not a natural health hazard-and it is not a statistical issue. The loss of even one human life, or the malformation of even one baby-who may be born long after all of us have gone-should be of concern to us all. Our children and grandchildren are not merely statistics towards which we can be indifferent.

1 件のコメント:

  1. こちらに TV中継されたスピーチの動画がありますhttp://www.jfklibrary.org/Asset-Viewer/ZNOo49DpRUa-kMetjWmSyg.aspx …核実験禁止条約についての米国民へのラジオとテレビのスピーチ

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